この記事について
本記事は「聖徳太子 × 小野妹子」のコンビである「大徳太子」による掛け合い漫才を通じて、株主優待の内容や魅力を、楽しくわかりやすく伝えることを目的としています。本編で取り上げる優待内容・条件は、実在の企業が公表している情報をもとにしていますが、登場人物の会話やストーリー部分はすべて創作です。
今回のテーマ:日本製鉄の株主優待
日本製鉄の株主優待を題材に、「大徳太子」が漫才を行います。
優待内容の特徴やポイントを、歴史パロディを交えて紹介します。
優待漫才

大徳の小野妹子です。

摂政の聖徳太子です。
「二人合わせて大徳太子ですー。お願いします。」

あー、ありがとうございます。今、鉄鉱石をいただきましたけどもね。こんなん、なんぼあってもいいですからね。

いきなりですけどね、うちの推古様がね、好きな株主優待があるらしいんやけど、その銘柄を忘れたらしいねん。

おかんやなくて、叔母が忘れるパターンね。それはさておき、優待銘柄忘れてまうって、どうなってんねんそれ。

で、まあ色々聞くんやけどな、全然わからへんねんな。

わからへんの?ほな俺がね、推古様の好きな優待銘柄、一緒に考えてあげるから、どんな特徴ゆうてたかってのを教えてみてよ。

アメリカ大統領選挙の争点になるくらい、世界的に超巨大な企業やって言ってた。

日本製鉄やないかい!その特徴は完全にUSスチールの買収劇で全米が大揺れして、バイデンもトランプも「買収阻止だ!」言うて選挙の目玉政策に掲げるレベルで世界を揺るがした日本が誇る鋼の絶対王者・日鉄やがな。粗鋼生産量こそ中国勢に押されてるかもしれんけど、高級鋼板や環境技術を含めた総合的な技術力・品質は間違いなく世界ナンバーワンなんや!世界の産業の骨組みを作っとる超巨大グローバル企業なんやから。すぐわかったよこんなもん。

俺も日本製鉄やと思ってんけどな、推古様が言うには、その企業は飛鳥時代に蘇我氏と物部氏の政争の具になってたっていうねんな。

ほな、日本製鉄と違うか!その政争の具は日本製鉄やなくて仏教や!崇仏派の蘇我氏と排仏派の物部氏がバチバチにやり合っとったあの争いの原因が日鉄なわけないやろ!蘇我氏と物部氏が「法隆寺を鋼材で建てるか木材で建てるか」で揉めてたわけちゃうんや!物部氏が「これからは耐震性の高い鋼材で建てるべきや!」言うて蘇我氏が「いや宮大工の伝統建築を守るべきや!」とか言って争ってへんねん!もうちょっと詳しく教えてくれる?

なんでも、日本初の官営の近代的な製鉄所が発祥らしい。

ほな、日本製鉄やないかい!1901年に操業開始した、あの歴史的遺産「官営八幡製鉄所」がルーツでおなじみの日鉄やがな!日清戦争の賠償金をつぎ込んで作られたって小学校の歴史の教科書にも載ってるんや!燃料となる石炭が手に入りやすい「筑豊炭田」が近かったこと、船で鉄や材料を運びやすい海に面してたこと、鉄鉱石を外国から輸入しやすかったことで北九州の八幡が選ばれたんやから!中学受験の社会でも歴史と地理のクロスオーバーで最頻出の超重要事項やねん!日本製鉄やそんなもんは!

わからへんねん、でも。

何がわかれへんねん。

推古様が言うには、その企業のルーツは「邪馬台国」にあるっていうてた。

ほな日本製鉄ちゃうやないかい!たしかに「鉄は国家なり」って言うけど、当時の邪馬台国はまだ国家未満の集落連合でしかないねん!北九州に八幡製鉄所があるからって「邪馬台国の九州説を補強する証拠や!」とはならへんねん!魏志倭人伝に「倭人は八幡の地で高炉を有する一貫製鉄所を操業していた」なんて1文字も書いてへんのや!卑弥呼が占いで、高炉の溶銑温度調整してたら、親魏倭王どころかカーネギーより先に世界の鉄鋼王と称されてるわ!ほな日本製鉄ちゃうやろ!もうちょっとなんか言ってなかった?

5,000株以上保有してると、株主優待で工場見学会に招待してもらえるらしい。

日本製鉄やないかい!5,000株以上の株主限定で応募できる工場見学会は、超人気でなかなか抽選が当たらんプレミアムなプログラムなんや!特に見学で体験できる「熱延工程」の迫力たるや大満足間違いなしの圧巻の一言や!真赤に熱せられた巨大な鋼の塊が爆音とともに目の前を高速で駆け抜けていく、あの全身に伝わる強烈な熱気と振動は一生モノの感動なんやから!日本製鉄やそんなもんは!

でも推古様が日本製鉄ではないっていうてた。

ほな日本製鉄ちゃうやないか!先言えよ!俺が熱延ラインのド迫力に心酔してるとき10人の話聞ける耳でどう思てたん?

まずはたたら製鉄から始めようかなって。

あー、我々の時代に最新鋭の銑鋼一貫製鉄所はありませんもんね…

でな、用明天皇(オトン)が言うには、日本製紙ちゃうかって

いや、絶対ちゃうやろ!名前は似てるけど、そっちはクリネックスやないかい!もうええわ。
日本製鉄(5401)の株主優待の解説
「大徳太子」の漫才のネタとなった株主優待の内容を以下に整理します。
権利確定日:3月末日、9月末日
- 5000株以上:工場見学会への招待(抽選)
優待内容は変更される可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
https://www.nipponsteel.com/ir/individual/incentive/
開祖・小得廃止より
大徳太子の優待漫才、面白かったですねー。ミルクボーイの漫才フォーマットを飛鳥時代風に昇華し、株主優待の魅力を分かりやすく伝えていただきました。
さて、ここからは「笑い」から「評価」へと舞台が移ります。次は、この小得廃止が独自の評価手法を用いて銘柄を格付けするという、令和に復活させた「冠位十二階制」にて、この銘柄にふさわしい「冠位」を授けます。優待漫才を楽しんだ後は、この銘柄に授けられた冠位は何色か?続きの「ジャッジ」をぜひご覧ください。
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