この記事について
本記事は「聖徳太子 × 小野妹子」のコンビである「大徳太子」による掛け合い漫才を通じて、株主優待の内容や魅力を、楽しくわかりやすく伝えることを目的としています。本編で取り上げる優待内容・条件は、実在の企業が公表している情報をもとにしていますが、登場人物の会話やストーリー部分はすべて創作です。
今回のテーマ:稲葉製作所の株主優待
稲葉製作所の株主優待を題材に、「大徳太子」が漫才を行います。
優待内容の特徴やポイントを、歴史パロディを交えて紹介します。
優待漫才

大徳の小野妹子です。

摂政の聖徳太子です。
「二人合わせて大徳太子ですー。お願いします。」

あー、ありがとうございます。今、物置をいただきましたけどもね。こんなん、なんぼあってもいいですからね。

いきなりですけどね、うちの推古様がね、好きな株主優待があるらしいんやけど、その銘柄を忘れたらしいねん。

おかんやなくて、叔母が忘れるパターンね。それはさておき、優待銘柄忘れてまうって、どうなってんねんそれ。

で、まあ色々聞くんやけどな、全然わからへんねんな。

わからへんの?ほな俺がね、推古様の好きな優待銘柄、一緒に考えてあげるから、どんな特徴ゆうてたかってのを教えてみてよ。

100株保有で、オリジナル図書カード(1,000円相当)がもらえるって言ってた。

稲葉製作所やないかい!その特徴は完全にイナバ物置でお馴染みの稲葉製作所やがな。100株で1,000円分の図書カードがもらえる手堅い優待なんやけど、300株以上持っていれば、「複数の地域特産品、またはオリジナル図書カード(3,000円相当)」の中から好きなものを1品選択できるようになるんや!お米とかお肉とか、美味しい特産品が選べる大満足のチョイスシステムになってるんやから!株主の毎日の生活をがっちり支えてくれる、物置並みに安定感抜群の優待制度は稲葉製作所で決まりや!すぐわかったよこんなもん。

俺も稲葉製作所やと思ってんけどな、推古様が言うには、日本書紀の原本がもらえるっていうねんな。

ほな、稲葉製作所と違うか!国家の至宝を株主優待品にすな!日本書紀いうたら、後世の人間が必死に書き写した写本の段階ですでに文化財の最高峰、ガチの国宝に指定されてるんや!天武天皇が編纂を命じて舎人親王たちが1300年前に墨汁つけて直筆で書き上げた、この世に存在しないはずの原本が優待の段ボールから出てきてみろ!!日本の歴史の教科書に載るぞ! 考古学会と世界中の研究者がイナバの本社に大挙して押し寄せて連日お祭り騒ぎやし、宮内庁と文部科学省が総出で株主の家にガサ入れにくるわ!
届いた瞬間から国家機密保持レベルの警備が必要になって、優待利回りとか言ってる場合ちゃうのよ! 誰も本を読むための図書カードの代わりに、日本誕生の生々しいファーストエビデンスそのものを求めてへんのよ!ほな稲葉製作所ちゃうがなそれ。もうちょっと詳しく教えてくれる?

なんでも、昔の図書カードは100人乗っても大丈夫な絵柄やったらしい。

ほな、稲葉製作所やないかい!その特徴は完全にイナバ物置の稲葉製作所やがな。いまはスタイリッシュなデザインに変わってもうたけど、昔の稲葉製作所の図書カードといえば、あの物置の上に社長を筆頭に社員がズラーッと100人乗っとる、日本の高度経済成長期の狂気と技術力を凝縮したような伝説のデザインやったんやから!あの図書カードを財布に入れておくだけで、どんな金欠のピンチの時でも「100人乗っても大丈夫!」っていう謎の安心感が得られる最高の優待やったんやから。稲葉製作所やそんなもんは!

わからへんねん、でも。

何がわかれへんねん。

推古様が言うには、その物置に乗ってるメンバーが百人一首の坊主だけやっていうてた。

ほな、稲葉製作所と違うか!百人一首の坊主なんてな、せいぜい10人ちょっとしかおらんのや!そんな少人数が乗ってるだけやったら、普通の物置でもびくともせんから、自社製品の耐久アピールに全然ならんのよ! 100人乗ってこそ「やっぱりイナバ」やねんから、スカスカの物置の図書カードなんて誰が欲しがんねん!それに、その数少ない坊主の中に「蝉丸」が入ってるかどうかで、大論争が起きるに決まってるわ!蝉丸を坊主枠に入れるかどうかはな、地域によって、あるいは家庭によっても解釈がバラバラの日本で一番デリケートな問題なんや!そんな危うい存在をクオカードの絵柄にしてみろ、全国の坊主めくりプレイヤーから「蝉丸は髪の毛がないだけで坊主やない、ただの法師や!」「歴史上お坊さんやった記録はあるんか!」ってクレームがカスタマーセンターに殺到して大炎上不可避やぞ!稲葉製作所の株価も一気にストップ安まで暴落してまうわ!ほな稲葉製作所ちゃうがなそれ。もうちょっと詳しく教えてくれる?

1000株以上保有で、1月にも図書カードがもらえるらしい。

稲葉製作所やないかい!1,000株以上の株主だけに許された、追加の優待やがな!1,000株未満の株主は7月の権利確定で図書カードや特産品をもらって大満足してんのに、さらに資金力のある1,000株以上のガチ勢には、1月権利確定でも追加でオリジナル図書カード(1,000円相当)をブチ込んでくるんやから!夏に本を読んで、冬にもまた追加の本が読めるという、株主の教養への大還元枠は稲葉製作所以外の何物でもないがな!稲葉製作所で決まりややそんなもんは!

でも推古様が稲葉製作所ではないっていうてた。

ほな稲葉製作所ちゃうやないか!先言えよ!俺が「やっぱりイナバ」言うてるとき10人の話聞ける耳でどう思てたん?

そもそも100人乗れる物置って耐荷重性より、その大きさの方に驚くかなって。

あー、100人乗れるサイズの物置なんか個人宅にないですな…

でな、用明天皇(オトン)が言うには、ヨドコウちゃうかって

いや、絶対ちゃうやろ!そっちはヨド物置やないかい!もうええわ。
稲葉製作所(3421)の株主優待の解説
「大徳太子」の漫才のネタとなった株主優待の内容を以下に整理します。
権利確定日:7月末日、1月末日
- 7月末日
100株以上:オリジナル図書カード(1,000円相当)
300株以上:複数の地域特産品・オリジナル図書カードの中から1品選択(3,000円相当) - 1月末日
1,000株以上:オリジナル図書カード(1,000円相当)
優待内容は変更される可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
https://www.inaba-ss.co.jp/ir/yuutai/
開祖・小得廃止より
大徳太子の優待漫才、面白かったですねー。ミルクボーイの漫才フォーマットを飛鳥時代風に昇華し、株主優待の魅力を分かりやすく伝えていただきました。
さて、ここからは「笑い」から「評価」へと舞台が移ります。次は、この小得廃止が独自の評価手法を用いて銘柄を格付けするという、令和に復活させた「冠位十二階制」にて、この銘柄にふさわしい「冠位」を授けます。優待漫才を楽しんだ後は、この銘柄に授けられた冠位は何色か?続きの「ジャッジ」をぜひご覧ください。
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