この記事について
本記事は「聖徳太子 × 小野妹子」のコンビである「大徳太子」による掛け合い漫才を通じて、株主優待の内容や魅力を、楽しくわかりやすく伝えることを目的としています。本編で取り上げる優待内容・条件は、実在の企業が公表している情報をもとにしていますが、登場人物の会話やストーリー部分はすべて創作です。
今回のテーマ:きんえいの株主優待
きんえいの株主優待を題材に、「大徳太子」が漫才を行います。
優待内容の特徴やポイントを、歴史パロディを交えて紹介します。
優待漫才

大徳の小野妹子です。

摂政の聖徳太子です。
「二人合わせて大徳太子ですー。お願いします。」

あー、ありがとうございます。今、モナ・リザをいただきましたけどもね。こんなん、なんぼあってもいいですからね。

いきなりですけどね、うちの推古様がね、好きな株主優待があるらしいんやけど、その銘柄を忘れたらしいねん。

おかんやなくて、叔母が忘れるパターンね。それはさておき、優待銘柄忘れてまうって、どうなってんねんそれ。

で、まあ色々聞くんやけどな、全然わからへんねんな。

わからへんの?ほな俺がね、推古様の好きな優待銘柄、一緒に考えてあげるから、どんな特徴ゆうてたかってのを教えてみてよ。

「あべのアポロシネマ」で映画が無料で見られるって言ってた。

きんえいやないかい!その特徴は完全に阿倍野・天王寺のアミューズメントを牛耳る、映画優待の隠れた超優良銘柄、きんえいやがな!この優待は使える映画館が「あべのアポロシネマ」のただ1店舗のみという、日本一尖った地域限定の局地戦優待なんや!他地域民には1ミリも刺さらん代わりに、近鉄南大阪線民、JR阪和線民、大和路線民にとっては、天王寺は文字通りの大都会やからね!梅田や難波までわざわざ出んでも、天王寺で映画が見られるきんえいの優待は、ターゲットがめちゃくちゃ多い、和泉・河内・大和の民のインフラ優待なんやから。すぐわかったよこんなもん。

俺もきんえいやと思ってんけどな、推古様が言うには、その優待では中条あやみが隣に座って一緒に映画を見てくれるっていうねんな。

ほな、きんえいと違うか!たしかに中条あやみさんはアポロシネマのお膝元である阿倍野区出身や!学生時代は実際にアポロシネマにガッツリ通ってたっていう、映画館側からしたら神様みたいなリアル地元スターやけども!だからって、きんえいの株主優待でわざわざ一般株主の隣に座って映画見てくれるわけないやろが!!そんなん、きんえいの株をファンが買い占めて、アポロシネマの座席が独身男性株主で満員御礼になるわ!そもそも、緊張して映画の内容が1ミリも頭に入ってこんやろ!ほな、きんえいちゃうがなそれ。もうちょっと詳しく教えてくれる?

なんでも、株主になると上映前のマナーCMでお馴染みの名物マネージャーを、自分の親の顔よりよく見るようになるらしい。

ほな、きんえいやないかい!アポロシネマのスクリーンを支配する男、生賀マネージャーやがな!きんえいは毎月映画が見られるという超太っ腹優待やから、株主は映画を見るたびに毎回毎回、あの生賀マネージャーによる「せきエチケットにご協力をお願いします」っていうマナーCMをこれでもかというくらい浴びるように見ることになるんや!実家の親に会う回数なんて余裕でぶち抜いて、生賀マネージャーが第二の父親に見えてくるレベルのきんえい名物システムや!もう、きんえいで決まりやそんなもんは!

わからへんねん、でも。

何がわかれへんねん。

推古様が言うには、その生賀マネージャーが、株主の自宅に直接派遣されてきて、リビングで映画鑑賞マナーを個別指導してくれるっていうてた。

ほな、きんえいちゃうやないかい!名物マネージャーの労働環境が過酷すぎるやろ!!株主が家でネトフリとかアマプラ見ようとした瞬間に、劇場の管理で忙しいはずの生賀さんが、ガチャッと玄関から入ってきて、「せきエチケットにご協力をお願いします」ってマンツーマンで指導しに来なあかんねん!プライベート空間がゼロやないかい!ちょっと乾燥してコンコンって咳き込んだだけで、生賀マネージャーに鋭い眼光で見つめられる自宅のリビングなんか緊張感で息が詰まるわ!株主優待で、名物スタッフのガチ家庭訪問を求めてへんのよ!ほな、きんえいちゃうやろ!もうちょっとなんか言ってなかった?

権利が発生する株数がめちゃくちゃ中途半端らしい。

きんえいやないかい!100株単位の常識を真っ向から全否定してくる、あの狂気の中途半端株数テーブルやがな!普通は100株、200株、500株って綺麗に増えていくけど、きんえいは、「75株以上で1回/月、150株以上で2回/月、300株以上で4回/月、450株以上で6回/月、750株以上で10回/月、1,050株以上で14回/月」という、単元株数の概念をどこかに置き忘れたような刻み方をしてくんや!「なんで75株単位やねん!」って全株主がツッコミたくなるけど、その計算のしにくさが逆に潔くて愛おしくなってくるのがきんえいという銘柄なんや!もう、きんえいで確定やそんなもんは!

でも推古様がきんえいではないっていうてた。

ほな、きんえいちゃうやないか!先言えよ!俺がアポロシネマの名物マネージャーの顔思い出してるとき10人の話聞ける耳でどう思てたん?

私が建てた四天王寺の周辺が現代も栄えてて嬉しいなって。

あー、天王寺が四天王寺を略した地名ですもんね…

でな、用明天皇(オトン)が言うには、きんでんちゃうかって

いや、絶対ちゃうやろ!似た名前で同じ大阪本社やけども!もうええわ。
きんえい(9636)の株主優待の解説
「大徳太子」の漫才のネタとなった株主優待の内容を以下に整理します。
権利確定日:1月末日、7月末日
- 株主招待カード:毎月あべのアポロシネマで映画を無料で鑑賞できます。
| 75株以上 | 1回 |
|---|---|
| 150株以上 | 2回 |
| 300株以上 | 4回 |
| 450株以上 | 6回 |
| 750株以上 | 10回 |
| 1,050株以上 | 14回 |
優待内容は変更される可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
https://corporate.kin-ei.co.jp/ir/benefit
開祖・小得廃止より
大徳太子の優待漫才、面白かったですねー。ミルクボーイの漫才フォーマットを飛鳥時代風に昇華し、株主優待の魅力を分かりやすく伝えていただきました。
さて、ここからは「笑い」から「評価」へと舞台が移ります。次は、この小得廃止が独自の評価手法を用いて銘柄を格付けするという、令和に復活させた「冠位十二階制」にて、この銘柄にふさわしい「冠位」を授けます。優待漫才を楽しんだ後は、この銘柄に授けられた冠位は何色か?続きの「ジャッジ」をぜひご覧ください。
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