【不惑三原則】させない

不惑三原則

【不惑三原則】企業の「弱さ」を汝らの「弱み」に付け込ませない

 皆の衆、よく集まってくれました。

 本日説くのは、相手である企業の「弱さ」に対する構えです。第二の掟は、「させない」。企業の弱さを、汝らの小得(優待)を求めてしまう弱みに付け込ませないことである。

「撒き餌」で釣る企業

 汝らは見たことがないでしょうか。業績は振るわず、将来の成長戦略も描けぬ企業が、突如として「豪華なカタログギフト」や「高利回りのQUOカード」を打ち出し、株主を募る姿を。それは、本業の力で投資家を魅了できない企業が、目先の優待で民を釣り、株価を支えようとする苦肉の策なのです。

「偽りの約束」を見抜け

 さらに、許しがたい不誠実を見せる企業も存在します。優待新設のリリースで株価を一時的に吊り上げ、結局は一度も実施せぬまま廃止を告げ、市場に動揺と混乱を招く。優待という「偽りの約束」を、ただ株価を操る道具として利用する。こうした企業の「弱さ」や「無責任さ」を、優待を求めてしまう汝らの「弱み」に付け込ませてはなりません。

真の慈悲

 憲法第七条「小得廃止」の境地とは、企業が優待という杖を捨て、自らの足で立つ世界です。不当な優待で民を釣るような真似を「させない」ことは、汝らが解脱するだけでなく、企業をも「優待依存」から解脱させる聖なる戦いなのです。
 汝らがその甘い誘いに乗らぬこと。厳しい目で、優待という言葉に騙されず、「本業の成長を見せよ」と突き放すことこそ、真の慈悲なのです。

結び

 「撒き餌」に群がる魚となるか、それとも大得(資産の成長)を掴み取るか。
 不当な小得という「偽りの約束」に惑わされぬ冷徹な目を持つこと。そして、企業に安易な延命を許さず、本業での勝負を強いること。それこそが、汝らと企業を共に救う真の慈悲であり、第二の掟「させない」の真髄です。
 この掟を完遂した時、汝らは小得への執着から解脱し、企業と真に対峙する「真の株主」へと脱皮するのです。
 しかし、外なる敵(企業の撒き餌)を退けても、最後に立ちはだかるのは「内なる敵」です。

 次回、不惑三原則・第三の掟――「持ち越さない」
 https://yutaikyo.com/principle-3/

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